なんかもう、感覚的にはずっと稼働したての新機種みたいに思ってたけど、プレイしてみれば一周年と知り戦慄した。


ここ最近、およそ1~2年はもうIIDX一辺倒なわけで、他機種もせいぜい、ポップンかリフレクかjubeatか。それも本当に連動イベントで半強制的にやる感じで、場合によってはイベントにも参加せず放置するというのが最近のスタンスで、その代表例が今回のビーストのイベントでした。 
実際、今回もイベント開始後も一切やらずに今日に至るという状況。別にネットで見かけるような他機種sageな人じゃなくて、単純にIIDXに首ったけなだけなんだけども。
じゃあ、なんで今日になってビーストやったのかというと、それはもう簡潔にやりたくなったから。(イベント達成したくなったから)でもよくよく考えれば放置すると言いながらもIIDX関係は他の連動イベントもちゃんとこなしてたし、なんで最近はやりたくなかったのかよく分からない。答えがあるとすれば、多分IIDX十段が近かったからかなあ。そんなわけで、イベント達成がてら、ビーストプレイしました。

え?フロアインフェクション?知らない人ですね……(終わるのはええよ……) 

で、最初の3プレーくらいやった時の感想なんですが、

「つまんねえ……」

もうつまんなかった。ビビった。くそつまんなかった。やばかった。別にデバイスに不慣れとかそういうのは全く関係ない。俺、win10とかすぐさま導入した人だし。 新しい環境に慣れないから嫌いみたいにはならない。
そういうんじゃないんだけど、かといって何故つまらないのか自分のことなのに理由がわからなかった。
だからもう苦痛で「うわ、捨てゲーしたい人の気持ちが分かるわあ」って闇を抱える始末だった。

でも、イベントはこなさきゃって半ば作業ゲー気味にやり続けて、確か5プレー目で、ナイト・オブ・ナイツやった時に一気に心変わりした。

「おもしれえ……」

ナイト・オブ・ナイツは好きは好きなんだけど、別に曲がどうこうじゃなくて、譜面が楽しかった

そこまでは、始めたてってことで、低いレベルのを遊んでたわけだけど、だいたいは音合せでも何でも無いリズム押し、でもノるにしてもノーツがスッカスッカだから、リズムにも乗れない。そこにきて、ナイト・オブ・ナイツはBASICでも、それなりの音合せやそれなりの物量のリズム押しが来るからゲームとして面白かった。

で、そのプレイ以降レベル5,6あたりを積極的に選ぶようにしたら、それがなんとまあ面白かった
こういう書き方だと高難度バカみたいだけど、少なくとも5,6は高難度まではいかない譜面しかない。よくIIDXで、「音ゲーとして一番面白いのは☆10まで」まさにそんな感じ。許容キャパシティを超えないレベルでありながら、リズムやメロディに合わせて、それなりのノーツが飛んでくるのをさばく。これが最高に気持ちよかった。

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というわけで東方曲で一番好きなネイティブフェイスのリミックス、ケロ⑨MEDIUMフルコン∩(^ω^)∩
6回くらいやったかも。

と、こんな感じでやりながら思ってたんだけど、なんでもかんでも低難度にする必要は無い気がする。
これまた高難度バカみたいな発想だけど、例えば、さっきの面白いと感じたナイト・オブ・ナイツって有名曲だし、知ってる人は多分ヘビロテしてるだろうから、メロディが頭に入ってると思う。
そういう曲ってプレイする上で、すごく有利で、ある程度難しくても(一つくらいなら適正レベル以上でも)クリア出来ちゃったりするんだよね。特にキー音系じゃない音ゲーはメロディ合わせかリズム押しが主だから、知ってれば、突然ノーツがドサって来てもなんか対処出来ちゃう感じがあると思う。
だからこそ、そういう人気曲は、例えBASICでもクリアに至るにはほんの少し時間がかかるくらいの方がいい目標になるし、やってても楽しい譜面になるんじゃないかなあって思う。よくBASICで過度にスカスカにするけど、次のレベルでは妙に難しいみたいなのはあるし。
もちろん、人気曲だからこそ、入り口として機能させるために物凄く簡単にするのも手段のひとつだけど、多少なりとも難しくするのも手段のひとつとしてあってもいいんじゃないかなあって思う。

物凄く古い話だけど、DDRに入ってた超人気曲Butterfly(アイヤイヤー)のBASICって実は8レベル中の3レベルで、譜面自体も実はそれなりに難しい。それでも、人気だったのは、曲の求心力がすごかったからだと思う。もちろん、現在において、一つの曲が一つの機種に多くの人を集めるなんてことは、非現実的なんだけど、人気曲をほんの少し難しくしたから、やる気を削いでしまうなんてことは無いと思う。
それに現在の状況に合わせて言うと、そういう人気曲のほんの少しの高難度化は、既存の音ゲーをプレイする人を引き込む手段になるかもしれない。自分にとってナイト・オブ・ナイツはまさにそんな感じの譜面だった。
そういうわけで、人気曲でもなんでもかんでも、チュートリアル風味な譜面にしなくてもいいのかなって思う。

(なんかナイト・オブ・ナイツ推しマンみたいになってるけど、偶然ですので。)

と、まあそんな感想を持ちながら楽しんでたんだけど、最後の最後までメチャクチャ邪魔でつまらないヤツがあった。何ってスライドだよスライド。だよ。あれは要るのか?
maimaiも遊んだことあるからあんな感じのスライドには別に抵抗があるわけじゃない。でもだからこそ余計に邪魔さとつまらなさを感じた。
maimaiのは、あのスライドでも、リズムに乗ってスライド出来る。だから全然邪魔じゃないし、むしろ面白い。でもストリームノーツは、他のノーツを叩いて楽しんでるさなか突然やってきて、全然リズムに乗れない操作をさせられてすごく嫌だった。もう嫌だ嫌だと思うほどネガティブのスパイラルに突入してく感じだった。
それこそ、新しい操作に慣れない雑魚乙なのかもしれないけど、maimaiでは1スライド目から、は言い過ぎにしても、1曲こなせば十分楽しめる操作なんだけど、ビーストのはいつまでも経っても慣れなかった。
操作という意味での慣れはさすがに出てきて、さばけないことはなかったんだけど、肝心のリズム感が得られなかった。
この操作、楽しめるようになる日は来るんですかね?

とまあ、最後の最後にガッツリネガっちゃいましたけど、総評的には普通に楽しめて、イベントもIIDXだけだけど、クリアまで存分に楽しめました。所要クレは16くらい?最短10クレらしいから割とかかったのかな。平均はこんくらいな気もするけど。
今後、ビーストやるかは正直未定。なんといっても、現在IIDXSP十段取れて波に乗ってる状態なので。
でも、ビースト稼働停止になったら寂しい気はするし、ストリームノーツに対する考えもこのままじゃ嫌なので、気が向いたらまた遊びたいと思います。

あと、IIDXの話もまとめたいなあって思ってるので、また近いうちに更新します。