麻雀の歴史を調べた経験がある人なら必ず見つけると思うが、そもそもの麻雀の起源は馬吊(マーチャオ)というカードゲームである。それが時の流れの中で現在我々が遊んでいる麻雀に変化していった。
では、なぜ麻雀というのだろうか。
一応、洗牌時の音(黎明期であれば象牙製牌であろうか)がスズメの鳴き声に聞こえるからという説はあるが、麻雀という名称(あるいはマージャンという呼称)が決まった後に作られた説という感じもする。と書いてはみたものの、実際のところ本当の理由なんて分からないので、やっぱいいや。
このままじゃ馬鹿みたいなので、少しばかりの想像(これ重要)を混じえつつ、もう一つの表記方法である「麻将」について説明したいと思う。
麻将という表記は、井出洋介を代表として小林剛も所属している麻将連合で使用されている。この表記を使用する理由は、「麻雀という表記にはギャンブルのイメージがあるから」ということである。正確に言うと、マージャンそのものにギャンブルのイメージがあるので、まずは表記からというのが正しいだろう。そういう動きは麻雀に限らず、あらゆる場面でよく見かけるものだ。(世間には表記変更だけで満足する言葉狩りも存在するが)
なので、麻将連合的には健康麻雀という表記は間違いであり、正しくは健康マージャン、あるいは麻将となる。
さて、この表記は、麻将連合が独自に作成したものではなく、麻雀の本場である中国で元々使用されていたものである。日本では独自のリーチ麻雀が主流であるが、中国では元々のルールで現在も遊ばれており、特にそれを元にした公式ルールは「世界麻雀」や「国際麻雀」と呼ぶほどであり、麻雀人気はいまだ根強いものとなっている。1998年に中国の政府機関である国家体育総局が麻雀を255番目の体育種目として認定しており、北京五輪開催時には麻雀を競技種目の1つに採用しようとする活動があったことからもその事が理解出来るであろう。
では、なぜ麻雀という表記から麻将という表記に変更されたのであろうか。
当然だが、中国にも方言が存在する。しかし、現在は国際的な観点やビジネスシーンを考慮して北京語を標準音として北方方言をベースとする普通語(日本で言う標準語)を使用するという流れがあり、その中で「麻雀」は「麻将」と表記を改めることになった。
一応、方言自体は改まった場面で無ければ頻繁に使用されるので、中国でも麻雀という表記は生きている可能性はあるし、もっと言えば、たまたま日本で使用されているのが麻雀なだけであって、中国内を探せば他の表記方法が存在する可能性もあるし、更にもっと言えば、日本でも初めから麻将という表記を使用した可能性もある。こう考えるとなかなか興味深いですよね。
そんな感じで、天鳳八段まであと500ptとなりました。1日2戦ペースとまったり打っていますが、この調子でいければ沈んだりしてもまた浮かんでいずれ八段には到達できると思います。頑張るぞ。(最後関係無さすぎてごめんなさい)
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