ぼくは麻雀が好きだ。単に打つだけでなく、麻雀の歴史を熱心に調べてた時期もあった。
そんな自分だが、「麻雀漫画」というものをほとんど読んだことがない。唯一まともに読んだのは、「アカギ」くらいだと思う。有名所である「天牌」や「哭きの竜」、「むこうぶち」もチラ見した程度だし、あれだけ流行った「咲-saki-」もアニメ化する前から知ってたのにスルーしてた。
おそらく、自分はフィクションの世界よりもノンフィクションの世界の方に惹かれるからだろう。
とはいえ、せっかく麻雀が分かるのだから(どうでもいい知識もあるし・・)、麻雀漫画を読んでみようかなあと最近思い始めている。まあ、思い始めているだけで、実行には移ってませんが・・・(笑)
でも、「咲-saki-は集めようかなあ」とずっと思ってる。あれだけ流行ったのに、咲-saki-の話題についていけないのってなんだかね。(麻雀を打たない友達のほうが咲-saki-に詳しかったときの悔しさといったらなかった)
でも、単純に流行ったからというミーハー的なもの以外にも、咲-saki-を読もうかなと思ってる理由がある。
それは「作品の世界観だ」
昨今の麻雀漫画は、そのほとんどが賭博ありきで、また昭和臭がこれでもかと漂っている。それらは、かつての麻雀界のノンフィクションな世界観を基に創作されているゆえ、そのような雰囲気になるのだが、正直、健全な麻雀しか打たない自分からすると、ファンタジーの世界にしか見えない。 今までは、そういった時代的背景をバックボーンに据えても、それを体験していたり、やらずとも耳にしたことがあったりする人が多くいたため、こういった古い麻雀界の世界観でもよかったが、平成になり20年以上経過した今、こういった世界観はもはや、過去の遺物といっても過言ではない。
一方、咲-saki-の世界観は平成ライクであり、そこには昭和臭は一切無い。そして登場するキャラは、今までのジャンキーではなく、現代風のかわいい、いわゆる萌え系の女の子たち。
そしてそんな彼女たちの目標は、お金ではなく、麻雀の大会での優勝。ただ名誉のためだけに戦っている。それは、今までの麻雀漫画とは明らかに違う異質のものであった。キュートでポップな麻雀漫画そんな感じだ。
この世界観は、特に麻雀に興味のない人々をも惹きつけた。事実、この作品のおかげで、特にネット麻雀界には、多くの麻雀打ちが生まれた。(ついでに槓大好き人間も増え、騒動になったりもしたけど(笑))多くの人が、友達の付き合いなんかではなく、漫画から麻雀の世界に入ってきたのだ。これは、麻雀漫画ではほとんどなかった現象だ。
しかも、咲-saki-は、麻雀雑誌の老舗「近代麻雀」ではなく、ヤングガンガンであった。麻雀漫画に強いはずの近代麻雀が出来なかったことを、一般の漫画雑誌が成し遂げてしまったのである。
今、雑誌業界は売上不振で厳しい状態だ。とりわけ近代麻雀は、読者層の狭さからより厳しいものだろう。だからこそ、他誌ではあるがこの咲-saki-の成功例に則し、「パクリ」と言われてもいいので追随して欲しい。
これからの麻雀漫画には、咲-saki-のような世界観を持ったものが必要な気がするから。
なんか最後のほう、近代麻雀ディスになったような・・・
ステルスで隠れよう
そんな自分だが、「麻雀漫画」というものをほとんど読んだことがない。唯一まともに読んだのは、「アカギ」くらいだと思う。有名所である「天牌」や「哭きの竜」、「むこうぶち」もチラ見した程度だし、あれだけ流行った「咲-saki-」もアニメ化する前から知ってたのにスルーしてた。
おそらく、自分はフィクションの世界よりもノンフィクションの世界の方に惹かれるからだろう。
とはいえ、せっかく麻雀が分かるのだから(どうでもいい知識もあるし・・)、麻雀漫画を読んでみようかなあと最近思い始めている。まあ、思い始めているだけで、実行には移ってませんが・・・(笑)
でも、「咲-saki-は集めようかなあ」とずっと思ってる。あれだけ流行ったのに、咲-saki-の話題についていけないのってなんだかね。(麻雀を打たない友達のほうが咲-saki-に詳しかったときの悔しさといったらなかった)
でも、単純に流行ったからというミーハー的なもの以外にも、咲-saki-を読もうかなと思ってる理由がある。
それは「作品の世界観だ」
昨今の麻雀漫画は、そのほとんどが賭博ありきで、また昭和臭がこれでもかと漂っている。それらは、かつての麻雀界のノンフィクションな世界観を基に創作されているゆえ、そのような雰囲気になるのだが、正直、健全な麻雀しか打たない自分からすると、ファンタジーの世界にしか見えない。 今までは、そういった時代的背景をバックボーンに据えても、それを体験していたり、やらずとも耳にしたことがあったりする人が多くいたため、こういった古い麻雀界の世界観でもよかったが、平成になり20年以上経過した今、こういった世界観はもはや、過去の遺物といっても過言ではない。
一方、咲-saki-の世界観は平成ライクであり、そこには昭和臭は一切無い。そして登場するキャラは、今までのジャンキーではなく、現代風のかわいい、いわゆる萌え系の女の子たち。
そしてそんな彼女たちの目標は、お金ではなく、麻雀の大会での優勝。ただ名誉のためだけに戦っている。それは、今までの麻雀漫画とは明らかに違う異質のものであった。キュートでポップな麻雀漫画そんな感じだ。
この世界観は、特に麻雀に興味のない人々をも惹きつけた。事実、この作品のおかげで、特にネット麻雀界には、多くの麻雀打ちが生まれた。(ついでに槓大好き人間も増え、騒動になったりもしたけど(笑))多くの人が、友達の付き合いなんかではなく、漫画から麻雀の世界に入ってきたのだ。これは、麻雀漫画ではほとんどなかった現象だ。
しかも、咲-saki-は、麻雀雑誌の老舗「近代麻雀」ではなく、ヤングガンガンであった。麻雀漫画に強いはずの近代麻雀が出来なかったことを、一般の漫画雑誌が成し遂げてしまったのである。
今、雑誌業界は売上不振で厳しい状態だ。とりわけ近代麻雀は、読者層の狭さからより厳しいものだろう。だからこそ、他誌ではあるがこの咲-saki-の成功例に則し、「パクリ」と言われてもいいので追随して欲しい。
これからの麻雀漫画には、咲-saki-のような世界観を持ったものが必要な気がするから。
なんか最後のほう、近代麻雀ディスになったような・・・
ステルスで隠れよう